景気の起爆剤にリフォーム助成を

住所表示変わり負担増

民報藤島2005年3月20日第486号

　藤島町議会３月定例会で、小野寺裕議員は地元企業に対する支援を取り上げました。

小野寺裕議員＝住宅リフォーム助成は地域経済に効果が大きいと全国に広がっている。藤島町でも検討すべきだ。

阿部昇司町長＝下水道接続で住宅改修する場合に３００万円の融資枠をもち、利子補給の制度をおこなってきた。この制度を活用していただきたい。

小野寺裕議員＝リフォームを考えている人は多い。直接助成があれば積極的に取り組む人が増え、経済活性化の起爆剤になると思うが。

町長＝東北では少なく、今後の課題だ。

小野寺裕議員＝合併で住所表示が変われば食品製造関係の業者は包装紙など印刷の変更が迫られる。版を変えるとなると数十万円の負担増になるが、町の対策は考えていないか。

町長＝業者の負担が増大すると思うが、藤島町だけが助成することは公平性の観点からできない。

小野寺裕議員＝合併することで鶴岡市以外の町村の業者のみ負担増になることであり、負担そのものが不公平である。不況の中での苦しい経営実態を考え、町で対策を取るべきだ。

町長＝町民も住所表示が変わり、業者にだけ対策はとれない。