湯量減少に対策

ぽっぽの湯の浴槽を改造

民報藤島2005年2月20日第483号

　長沼温泉「ぽっぽの湯」の源泉湯量の減少が進み、その対策で浴槽が改造されます。

　主力の長沼２号源泉が水位低下の進行で２月13日現在、水位マイナス３３９�b、揚湯量毎分45�gとなっています。

　２号源泉の掛け流しとなっている露天風呂は循環ろ過式に変更します。

　２号源泉は源泉浴槽を主体にし、一般浴槽は３号源泉を主体にします。

　２号源泉は旧来の長沼温泉と同等の湯質で温度が高く、３号源泉はぬるめの温度になっており、温度調節に使われてきました。

　一般浴槽を３号源泉主体とし、露天風呂を循環ろ過式にするには昇温ボイラーの設置が必要となります。

　２号源泉からの供給量は最低毎分13�gでも営業可能としていますが、毎分40�gと一定に抑えていく方針です。

　工事費は２７５０万円を見込み、地域再生事業債を全額当てる計画です。