鶴岡市議選

加藤鉱一　877票　惜敗

日本共産党

鶴岡選挙区は３人当選

民報藤島2005年10月30日第517号

　鶴岡市議選は、23日投開票でおこなわれ、藤島選挙区（定数４）の加藤鉱一候補は、８７７票を獲得しましたが、６位で落選となりました。

　鶴岡選挙区（定数23）
では、加藤太一・三浦幸雄・関徹候補の３人全員が当選しました。

■合併の痛み解決が難しくなる

　日本共産党の候補者は町村すべてで落選し、町村の選挙区からは合併に賛成した議員だけになりました。

　合併の痛みは周辺の町村に現れます。

　住民負担の増大や独自サービスの削減・廃止など、住民の痛みを解決することが難しくなりました。

■住宅改良融資枠が３分の１に削減

　藤島では、合併と同時に「下水道接続の住宅改良融資枠」が３００万円から３分の１の鶴岡の１２０万円に引き下げられました。

　現在、下水道工事をしている三和・須走や東栄南部地区などの住民に影響が及び、建設業者にも影響が出ると心配されています。

　ぜひ、当選議員から藤島町の水準に戻す提案をしてもらいたいものです。

　加藤鉱一候補は開票翌日の24日、街頭から各町内会を周り、選挙結果報告をし、住民から「残念だったね」「民報藤島がなくなるのが一番困る。頑張ってくれ」などと励まされました。

■民報藤島の今後

　民報藤島は、議員だから入る情報や調査する権限を使って、住民が知りたい行政の問題を掲載してきました。

　今後はその活動が不可能で、取材・印刷・配布など、財源もなくなるため、存続については困難を抱えます。

　今後の方向について、読者の皆さんからご意見をおねがいします。

藤島選挙区開票結果