スクールバス運行

増車求められる

民報藤島2004年12月26日第476号

サービスが低い方

　藤島町にも不審者問題があり、下校時の少人数歩きも心配です。また、冬季は片道（登校）だけの中学生が38人おり、３�q以上の歩道の無い雪道を歩くこともあり心配です。

　他の町ではどうなのか調べてみました。

　藤島町のバス通学の対象範囲は夏季については小学生が２・５�q以上で、朝日村、温海町についで3番目に良いです。

　中学生も温海町の全員に次いで朝日村とともに４�q以上で悪いとはいえません。

冬季の運行範囲が狭く特別運行も少ない

　しかし冬季になると小学生は、鶴岡市や羽黒町、朝日村、温海町の２�q以上の次で5番目の２・５�q以上です。

　中学生は温海町の全員、鶴岡市や羽黒町の３�q以上、櫛引町の３・５�q以上の次の朝日村とともに１番厳しい４�q以上です。

　藤島町は特に冬の運行が良くないといえます。

　全生徒の内、バス通学の占める割合を表すバス通学率は温海町、羽黒町、朝日村に次いで4番目です。

　校外学習や体育大会などでのバスで移動する特別運行は１学級30人として出動台数を出すと朝日村、温海町、羽黒町に次いで４番目の７・６台です。朝日村の半分です。

効率よく管理しているが経費をかけていない

　市町村がどれだけバス通学にお金をかけているかを見る全生徒１人当り経費は温海町、朝日村、羽黒町に次いで４番目の１万４２００円です。

　藤島町はバス通学にはあまりお金をかけていないことがわかります。

　バス通学で効率よくお金をかけない管理の傾向がわかるバス通学１人当り経費は、羽黒町に次いで２番目の３万３００円です。

　以上の点から藤島町の場合、特に冬季のバス通学が悪く、バスを効率良く使ってはいるが経費をかけていないといえます。

　バスを１台増やすことが必要です。せめて鶴岡市や羽黒町、櫛引町のように冬季にバスを増やすべきです。

スクールバス運行・管理市町村別調査　2004年11月

小野寺裕議員調べ