期限に迫られた合併をするな

町民の会の請願を不採択

民報藤島2004年12月12日第474号

　「藤島町を愛する町民の会」（代表・佐藤春夫・百瀬　忠）が提出していた「期限に迫られた拙速な合併をしないよう求める請願」が12月８日、藤島町議会の合併特別委員会（押井喜一委員長）で不採択となりました。

　各委員の意見の要旨は次の通りです（文責・編集部）。

賛成意見５人

冨樫金雄委員（三川町が抜けた合併は時間をかけて説明すべき）

伊藤繁喜委員（鶴岡・酒田の接着剤となる合併の道がある）

加藤鉱一委員（期限は特例債だけがメリットで借金増やす合併だ）

斎藤貢一委員（三川町が外れた合併は藤島町にとって影響大きい）

小野寺裕委員（サービス低下など調整の先送りが多く説明不足）

反対意見９人

高橋徳雄委員（請願の５項目は町当局で十分に検討されたこと）

坂　善彦委員（寂れることのないようまちづくりに励んで欲しい）

池田　勝委員（自立した場合、解決できるか。合併でスケールメリットがでる）

今野良和委員（合併は相手がある話。今協議している道を進むべき）

冨樫民雄委員（９月議会で合併質疑は終わった。南部地区合併協は休止ではなく解散であるべき）

齋藤光弘委員（会の努力は認めるが賛成できない）

上野昭三委員（合併は今の時期を逃してはならない）

小野由夫委員（将来、合併しないでやっていけるのか）

疋田友己委員（藤島町だけにとらわれる請願の趣旨に反対）

（日向喜栄委員欠席）

署名は１２月８日現在、藤島１５５、東栄２３３、長沼６７、八栄島６８、渡前５８、合計５８１人から届いています。