藤島町のエコタウン事業

最も注目を浴びている時

民報藤島2004年12月12日第474号

写真：渡前小学校の給食交流会で、鶏と卵のお話をした後に楽しく給食をいただきました（12月６日・加藤鉱一）

平成の善政合戦で功名賞

　藤島町のエコタウンプロジェクトが、インターネット上の「第２回平成の関ヶ原合戦」において、11月24日に功名賞を受賞しました。

　これは、インターネット上に自治体の施策を登録し、「善政」を競うもので、全国３千以上の登録の中から選ばれました。

　全国初の遺伝子組み換え栽培規制を盛り込んだ「人と環境にやさしいまちづくり条例」や、循環型社会の実現を目指した取り組みが継続されているとして高く評価されました。

サンサンが給食特区に

　内閣府の構造改革特区に藤島町の「地産地消で育つ元気なこどもの楽しい給食特区」が12月１日、認定内示を受け、８日、阿部町長が首相官邸で小泉首相から認定書を授与されました。

　給食センターサンサンが学校給食以外の公立保育所にも給食を提供できるように認められたもので、地場産野菜を６割近くも活用し、エコタウンプロジェクトとして高く評価されています。

　現行の児童福祉法では、保育所は調理室の併設が設置基準で義務化されていますが、３〜５歳児のこりす保育園に給食センターサンサンから提供しています。

　サンサンからは他に私立いなば幼稚園や知的障害者更生施設（通所）の「根っ子杉」にも提供しています。

ＣＭ大賞で１年間放送

　山形テレビＹＴＳの山形ふるさとＣＭ大賞アイデア賞に選ばれ、来年１年間藤島町のコマーシャルが90回（４日に１回）放送されます。

　中味は町企画課が演出したもので、遠方にいる娘にお米を届ける
アイデアが評価されました。藤島町はランク４位です。

　第１位に選ばれたのは大江町で、自立の道を選択し、「元気なまちづくり会議」を推進しています。

　合併で新市の周辺となるより、庄内の農業の中心地としてエコタウン藤島町の発展に力を入れる時です。