小泉・三位一体改革で交付税減収

鶴岡市は職員給与の削減を提案

民報藤島2004年1月25日第429号

　小泉首相の三位一体の改革で、平成16年度からの３年間で４兆円の国庫補助金を廃止・削減する方針です。

　地方交付税は来年度６・５％の削減で16兆８９００億円程度としています。

　藤島町では予算ベースで２億２千万円、決算ベースで２億７千万円の削減となりそうで、積立金の活用で対応せざるをえません。

　一方、鶴岡市では14億円もの削減となり、富塚市長は予算編成ができないとして、市職労に賃金カットを申し出ています。

　その内容は、平成16年度から３年間、基本賃金から３％、一時金から０・２月（６月・12月）を削減する（年間平均16万円の減収）案です。

　酒田市の５億円程度の減収と比べ、積立金のない鶴岡市（市民１人９千円）は本当に大変です（藤島町の積立金は１人５万７千円）。

・鶴岡市では市独自に職員給与削減を提案しています。