12月市議会

「核禁条約批准」など請願３件

共産党市議団は３件すべてを紹介

　鶴岡市議会12月定例会は３日開会され、20日まで開かれます。

　請願は３件で、

　①「刑事訴訟法の『再審規定』の改正を求める意見書提出に関する請願」（日本国民救援会山形県本部会長脇山拓・同鶴岡支部支部長加藤太一）は、えん罪被害者の早期救済のために、再審規定の改正を求めています。

　紹介議員は、長谷川剛議員と南波純議員です。

　②「核兵器禁止条約の署名・批准を国に求める意見書提出に関する請願」（つるおか被爆者の会会長三浦恒祺・原水爆禁止鶴岡田川地区協議会代表柳原敦・原水爆禁止田川地区協議会議長荒井滋・共立社鶴岡生協議長高橋憲志・医療生協やまがた庄内地域評議員会議長梅田啓一）は、国に対し条約の署名、条約批准、締約国会議に参加などを求めています。

　紹介議員は、坂本昌栄議員と遠藤初子議員、田中宏議員、工藤博議員です。

　③「産業廃棄物焼却処理施設計画の見直しをしない限り、県は認可をしないことを求める意見書提出に関する請願」（田代地区区長佐々木照）は、市民の反対の意思を受け止め、計画の見直しをしない限り、県は認可しないことを求めています。

　紹介議員は、加藤鉱一議員と草島進一議員、渋谷耕一議員です。

　①と②の請願は、10日（火）の総務常任委員会で、③の請願は11日（水）の市民文教常任委員会で審査されます。

　陳情は１件で、

・「臓器移植に関わる不正取引、非人道性が疑われる国へ渡航移植等を防止するための法整備等を求める意見書提出の陳情」（一般社団法人中国における臓器移植を考える会代表丸山治章）。

　陳情は、議会運営申し合わせ事項で、「議題として質疑、及び意見交換を行い、委員長報告はしない」とされています。

　議員発議の意見書は１件で、

　「政府の農業制度の見直しに関する意見書（案）」は、菅井巌議員と阿部寛議員が提出。

　５年水張りルールや、飼料用米の支援単価など、補助金削減の見直しと、集落機能強化加算の継続を求めています。

　16日（月）に、会派間で意見書調整が行われます。