国保税医療分１人当たり調定額、鶴岡市が最高額

庄内地区国保運営協議会連絡会

　令和６年度庄内地区国民健康保険運営協議会連絡会の委員研修会が10月25日、庄内町文化創造館響ホールで開かれ、委員の坂本昌栄議員が出席しました。

　講演では、医療法人徳洲会庄内余目病院の宮本光理・整形外科部長が、「骨を強くして、骨粗しょう症を予防しよう！」と題して話されました。

　その後、各市町の国保税の状況など、情報交換が行われました。

　令和６年度の国保税率の状況は表の通りです。

　医療分で１人当たり調定額の比較では、鶴岡市は６万６９９７円で５市町のなかで最も高く、平均の６万２２９６円より４７０１円高くなっています。

　５年度の療養諸費（保険給付額）のうち、療養給付費（医療費）は、１人当たり31万５１１７円で、酒田市の31万４６２７円より４９０円多く、高額療養費も、鶴岡市は４万８６７６円で、酒田市の４万３６９５円より４９８１円多くなっています。

　鶴岡市の国保税率は令和４年度、１人当たり３９１６円、△３・85％引き下げ、その後税率の据え置きが続いています。

　坂本昌栄議員はこれまでの国保運営協議会で、「基金積立８億５千万円と、形式収支（約17億２千万円）を使用し、税率の引き下げを行うべき」と発言しています。