最初に物価高騰対策について吉村知事に質問。「昨年度の県の物価高騰対策は、今年度当初予算でかなり縮小した。内閣府調査で『現在の社会で満足していない』最多が「経済的なゆとりと見通しが持てない」63・２％で、２００８年調査開始以来最多となっている」等を挙げて、「知事は、物価高騰下の県民生活の状況をどう認識しているか。昨年度のような生活支援・営業支援対策をおこなっていく必要があるのではないか」と質問しました。
知事は、「心の通う暖かい県政を掲げ、県民の皆様の命と暮らしを守ることを最優先に県政運営に取り組んできた。新型コロナや大規模自然災害など、県民生活や地域経済に大きな影響を与える出来事が相次いで発生しているが、この姿勢を一貫して対応してきた」、
「エネルギー･食料品等の価格高騰から、県民生活と事業を守るため、きめ細かく対応していく必要があると考えている」、
「現在実施している物価高騰対策に注力しつつ、県民生活への影響や県内経済を取り巻く状況を注視し、必要な施策を届けていくべく検討を進めていく」と答弁しました。
▽当初予算でも、今議会でも、限られた対策しか出されていないのは残念ですが、９月議会での補正予算等の提案に強く期待します。（県議 関 徹）
