▽私は２月議会で「子ども会議」等、子どもの意見を施策に反映する仕組みについて質問しました。
関 形だけでなく広く子どもの意見を聞き、ディスカッション等も必要。「子どもコミッショナー制度」が日弁連からも提言され、共産党も提案した。法律には盛り込まれなかったが、意見反映を確認する体制をとるべき。
子ども政策課長 県子ども会議の他に、子育て中の方や、子育て支援に取り組む団体等様々な方から意見を聴いていくが、聴いた後の反映とフィードバックは非常に大事な部分。第三者的な制度は入っていないが、どのように反映されたか、或いは反映されない理由は何か、しっかりと知らせて行く。
▽昨年４月の子ども庁設置法案・子ども基本法案に共産党は反対しています。
予算を増やす担保が無い、養育を家庭の自己責任とする理念、学校での過度な競争・管理等による人権侵害の反省が無い事等からです。
同法成立後の政府施策を受けて、山形県も今年度「こどもまんなか山形推進プロジェクト」「子ども・若者の意見を聴き反映する仕組みの構築」等を打ち出した訳ですが予算の小さい事業にとどまっています。
▽加藤大臣は子どもまつりについて「お子さんたちの笑顔が輝きまぶしかったです」とＳＮＳで発信していましたが、予算の確保を始め、子どもの笑顔を曇らせない真剣な努力が求められています。（県議 関 徹）
