ブルーインパルス天神祭飛行中止を

日本共産党地区委と市議団が市長に申し入れ

　日本共産党鶴岡地区委員会（五十嵐貞子委員長）と党市議団は19日、天神祭当日のブルーインパルスの飛行中止を求める申し入れを、皆川市長に提出しました。

申し入れ書を市長（右）に手渡す五十嵐地区委員長（中央） と菅井市議団長（左）

　今年の天神祭は、羽越本線開通１００周年なども記念し、天神祭実行委員会が、祭りの目玉企画として自衛隊山形地方協力本部に依頼しました。

　ブルーインパルスは、航空自衛隊の宣伝を目的に、各地のイベントなどで展示飛行を行っています。

　党市議団は、過去の墜落事故や、２０２１年８月の埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地周辺で、自動車や家屋に塗料が付着した低空カラースモーク被害の実態なども示し、市街地での飛行は危険であること、また、本来の祭りの趣旨から外れているのではないかと指摘しました。

市長「実行委と自衛隊に伝える」

　市長からは、「申入に関しては、天神祭実行委員会と自衛隊鶴岡出張所に伝える。

　当日は、アクロバット飛行やカラースモークは出さないと聞いている。

　また、気象予報士を配置し、レーダーで飛行可能か決定する。

　地形も考慮している。

　雨天の場合は中止予定と聞いている」と回答がありました。