関 徹県議

児童養護施設の子どもらへ

新つるおか2024年04月07日No.2390


▽2月定例会厚生環境常任委員会で取り上げた児童養護施設の問題です。



 入所している児童・生徒の部活動の費用は措置費(国がおこなう支出)でまかなわれているが、部活が地域スポーツクラブへ移行すると対象外になる。生活保護家庭の場合はどうなっているか。

地域福祉課長 学校で実施する部活動に限定されず、地域スポーツクラブなども対象となる。

 施設が生活保護以下の条件になっている。施設が費用を負担するか、子どもの参加を認めないかということになる。政府に対して措置費の対象となるよう要望してもらいたいし、県単独でも支援を検討する必要がある。

子ども家庭課長 厚労省に問い合わせている。委員からあったような事(県の支援)は検討していく必要がある。

▽児童養護施設は、虐待等の児童を養護し自立のための援助を行う生活の場ですが、近年虐待の深刻化等困難が増大しています。県内に5カ所185名が入所、鶴岡には社会福祉法人思恩会が運営する七窪思恩園があります。

 今回の問題は、福祉保育労働組合の県要望の際(上の画像)に職員の方が訴えた内容の一つです。

 就労・就学支援等多くの課題解決に、現場の皆さんと力を合わせていきます。

 職員の皆さんの奮闘をこれからも応援していきます。(県議 関 徹)


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