「イスラエルとパレスチナ即時停戦」決議　全会一致

　「イスラエルとパレスチナの即時停戦等の実現を求める決議」が２月27日、鶴岡市議会本会議に提出され、全会一致で可決されました。

　12月議会では、同趣旨の請願は、共産党市議団など賛成８、反対17で不採択となっていました。

　今回は、会派代表者の協議で合意できる案を作成し、各会派の代表者が提案者になり、菅井巌議員が本会議で提案しました。

イスラエルとパレスチナの即時停戦等の実現を求める決議

　イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突により、パレスチナ自治区ガザ地区において、多くの尊い人命が深刻な危機的状況にさらされるとともに、市街地に甚大な被害をもたらしている。

　国連総会では人道目的での休戦を求める決議が採択されており、世界中の人々がこの事態に心を痛め、一刻も早い解決を希求しており、平和都市宣言を掲げ、恒久平和確立を全世界に呼び掛けてきた鶴岡市としても、その願いを共有し、実現を求めるものである。

　よって、鶴岡市議会は、これ以上の民間人の命が犠牲とならないよう、すべての当事者が国際法を遵守し、即時停戦と人質の即時解放、人道支援物資と医療の提供を通じた人道危機の改善を強く求めるものである。

　以上、決議する。

　令和６年２月２７日

鶴 岡 市 議 会