茶色・青色ごみ袋の色変更

７年秋以降

共産党市議団が透明化の検討求める

　鶴岡市廃棄物対策課では、ごみの適正な分別とリサイクルを効果的に推進するため、家庭系ごみに使用する市指定ごみ袋の「色の変更」を検討し、13日の市議会市民文教常任委員会に報告がありました。

　変更するごみ袋は、

　茶色のもやすごみ袋を「乳白色化」、

　青色の金属・その他のごみ袋を「透明化」の２種類です。

　変更の時期は、令和７年度秋以降を見込んでいます。

　市では、「もやすごみ」の組成分析を行い、古紙類やプラスチック製容器包装類等、分別すれば資源となるものが混入していること、

　ごみ焼却施設では、焼却できない鉄線などの金属類が混入していること、

　収集等では、市で処理できない違反ごみや、使い切っていないスプレー缶等の危険物が混入していることなどの課題をあげています。

　そのため、ステーションに出したごみを確認し易くする「ごみの見える化」に改め、ただし燃やすごみ袋は、プライバシーに一定の配慮をし、「乳白色化」としています。

　変更時期は、新色ゴミ袋の製造・販売と、従来のゴミ袋の在庫状況により順次変更し、変更後も従来の在庫品は使用可能としています。

　市では、町内会等の会合の機会を捉えて市民へ説明を行い、理解と十分な意識浸透を図り、市ＨＰ等で周知し、取り組みを進めるとしています。

　党市議団は、２０２２年８月９日に、仙台市葛岡ゴミ処理施設の視察を行い、ごみ指定袋の透明化が分別・減量に有効であることを学び、市に透明化の検討を求めてきました。