12月市議会

「ガザ侵攻即時停止」など請願２件

「教員定数改善」意見書提案に共産党も参加

　鶴岡市議会12月定例会は５日開会され、22日まで開かれます。

請願２件とも共産党紹介

　請願は２件です。

・「イスラエルの「ガザ」パレスチナ軍事侵攻の即時停止と、パレスチナの自由と平和を求める意見書の提出を求める請願」（金内光也）は、紹介議員が、南波純議員（SDGs鶴ヶ岡）と長谷川剛議員（共産党）です。

　請願項目は、

　１　日本政府・外務省は、非道な無差別爆撃と戦争をただちに停止させるべく、イスラエル政府、米国政府に、強くはたらきかけること。

　２　日本政府は、イスラエル政府がおこなっている、パレスチナ自治区に対しておこなっている入植と人権侵害を即時に停止し、１９６７年の国連の国境設定に従い、パレスチナ自治区からの入植引き上げと、パレスチナ国家の設立による、パレスチナの自由と平和を求めるような外交的努力をすること。

　12日（水）の総務常任委員会で審査されます。

・「医療機関・介護施設への支援の拡充と、患者・利用者の負担を軽減し診療報酬・介護報酬を大幅に引き上げるための意見書の提出に関する請願」（山形県医療労働組合連合会執行委員長・渡辺勇仁）は、紹介議員が、菅井巌議員（共産党）と草島進一議員（市民の声・鶴岡）です。

　請願項目は、

　１　医療機関や介護現場で働くすべてのケア労働者の賃上げと人員配置増につなげるよう診療報酬と介護報酬を抜本的に引き上げること。

　２　すべての医療機関・介護施設に行き渡る物価高騰支援策を拡充すること。

　３　社会保障に関わる国民負担は、必要最小限とすること。

　14日（金）の厚生常任委員会で審査されます。

意見書案２件、陳情１件

　議員発議の意見書案は２件です。

・「学校における教員不足と長時間労働解消のために教職員定数改善と国の教育予算の拡充を求める意見書（案）」は、南波純議員（SDGs鶴ヶ岡）と長谷川剛議員（共産党）、草島進一議員（市民の声・鶴岡）の提出です。

・「医療・介護・障害福祉分野における処遇改善等を求める意見書（案）」は、秋葉雄議員（公明党）と五十風一彦議員（創政クラブ）の提出です。

　18日（月）に、会派間で調整されます。

　陳情は１件です。

・「辺野古新基地建設の断念と日米地位協定の改定、及び安全保障による米軍基地が必要であるならば平等に負担するよう求める意見書の提出に関する陳情」（沖縄に応答刷る回＠山形代表・漆山ひとみ）は、総務常任委員会に送付されます。

　陳情は、議会運営申し合わせ事項で、「議題として質疑、及び意見交換を行い、委員長報告はしない」とされています。