関 徹県議

感染症予防計画見直しのあり方

新つるおか2023年11月19日No.2372


 10月24日におこなわれた決算特別委員会・厚生環境分科会で、新型コロナと感染症法改正を踏まえた感染症予防計画見直しについて質問しました。要旨を報告します。

 医療従事者の人員不足が露呈した。配置を手厚くしていく事を検討する必要がある。

健康福祉企画課長 最新の知見に対応できる人材養成が必要。全体の人員体制は、診療報酬の検討の中などで出てくるのではないか。

 手術が延期になったり、診療が制限されたりした。感染症以外の医療も含めた全体の確保の計画が必要ではないか。

課長 医療全体の確保の中で感染症対策も検討する。

 介護施設入所者は入院できず施設内に留め置かれた。老人福祉施設協議会からも県に入院確保の要望があった。検討課題ではないか。

課長 介護施設、障がい者施設に、意見を聞きながら検討していく。

 都道府県と医療機関が医療提供体制を協定する事になったが、「協定で縛る」という改正法の考え方は批判を浴びた。見通しを立てるためのものと理解してよいか。

課長 発生初期に速やかに医療提供体制をとれるように締結する。感染症も様々なので、実際に応じて対応していくことになる。

 計画検討のスケジュールは。

課長 協議会を年内にもう一度開催し、計画案を作って議会に報告、パブコメをおこない、年度内に策定したい。  (県議 関 徹)


JCP鶴岡地区委員会HPへ