私は市議会議員時代から熱中症対策について取り上げてきました。最初に質問した２００７年当時、既に科学的な対策が明らかになっており、徹底すれば発生が抑えられることを指摘してきました。
しかし今も、中学・高校の部活動だけで年約３千件の熱中症が発生、重大事故も後を断ちません。極めて残念で遺憾な状況です。
県内学校で年間１５０件
県内公立学校では学校管理下で熱中症で受診に至った児童・生徒が年間１５０人、内入院６人（令和４年度）。運動中・部活動中が
72％を占めています。
県教育委員会は、「危機管理の手引き」の中で対策を指示、今年度も３度の通知を発出して注意喚起を図ってきましたが、米沢の事故を見ると、行政の認識の立ち後れを感じます。
▽政府も今年５月、「熱中症対策実行計画」を閣議決定しました。総合的な熱中症対策を県に対して働きかけていきます。
社会保障充実を要望
▽７月27日、県社会保障推進協議会の要望に同席。
○国保保険税引き下げ、子どもへの課税の縮小・廃止。医療費窓口負担の減額・免除申請制度の周知。○養護老人ホームの運営支援。
○高校生までの医療費無料化。小中学校給食費の無償化。
○高齢者の補聴器購入費用に助成等々、18項目の要望は、私が２期８年の間、取り上げてきた内容であり、引き続き、社保協の皆さんと共に実現をめざしていきます。（県議 関 徹）
