サッカー中心としつつ多目的利用も

旧鶴岡病院跡地人工芝サッカー場整備

　第１回鶴岡市病院跡地活用検討委員会（委員長・阿部真一副市長）が12日行われました。

　皆川市長が「解体後の跡地活用については、人工芝グランドの整備を計画しているが、サッカー競技を中心としつつ、共生社会の下で多くの市民から多目的に利用できる施設の検討と、市民参画のもと整備基本計画を策定する目的で、検討委員会を開催する」旨が話されました。

　旧鶴岡病院解体と跡地活用について、解体費約13億円、人工芝サッカー場整備費約10億円の総額23億円を見込み、県は解体費の２分の１の６・５億円を負担し、市は過疎債を活用して４・77億円と予定しています。

　整備概要（案）では、病棟敷地と他の敷地に高低差があることや、アクセス道路の整備が必要であること等が説明されました。

委員から様々な意見

　委員から、「現地を見た上で検討したい」、

　「金峰少年自然の家と併せた活用を検討するべきではないか」、


　　「障がい者も含めスポーツや観覧が出来る施設にしてほしい」、

　「子ども達も遊べる遊具の設置や運動会やレクレーション使用等、多目的にしてほしい」、

　「水場やトイレ等充実し防災対策としても考えるべきではないか」、

　「サッカー場を本来の目的とし、例外の目的の検討は分けて行うべきではないか」等の意見がありました。

　市当局は県と調整後、現地見学と子ども達に係わる関係機関等に聞き取りを行うことを確認しました。

　同委員会は年４回程度を想定し、次回以降を７月、10月、２月を予定している旨が話されました。

　長谷川剛議員と坂本昌栄議員が傍聴しました。