要請内容は、保育所でのアレルギー食等給食の充実、老人福祉施設での研修の改善、生活福祉資金貸付の相談体制の充実等々、様々な分野の福祉事業の充実を求めるもので、「夜勤明け」の人を始めとした参加者からの現場の状況報告は大変説得力あるものでした。
児童養護施設の職員からは、「就職しても働き続けることができない子もいる」、「（18才で）退所した後も相談・支援。進学・就職先にできる限り訪問しているが、関東でも関西でも交通費は施設の負担になる」等々、施設を離れて苦労している子どもたちを親身に心配し、暖かい支援をおこなっている姿に胸を打たれました。
福祉労働者が安心して働き続けられるようにすることは、人間らしい社会をつくっていくための最優先の課題の一つとして、これからも努力していこうと思いを新たにしました。（県議 関 徹）
