３月市議会２月28日開会

一般会計予算１・５％減の７０７億円

　鶴岡市議会３月定例会は、２月28日（火）から３月23日（木）まで開かれます。

　上程される議案は、令和５年度当初予算９件、専決処分の承認２件、補正予算２件、条例14件、事件８件、人事１件の計36件です。

妊婦歯科検診無料

　令和５年度一般会計当初予算の総額は７０７億円で、前年度当初比で10億７３００万円、１・５％の減です。

　総合計画の「未来創造のプロジェクト」に関連する、新年度の主な重点事業では、

　子育て支援医療費給付事業４億２２２９万５千円は、医療費の無償化を中学生までから18歳までに拡大します。

　妊婦健康診査・家庭子育て機能育成事業７０５１万５千円は、新たに妊婦歯科健診を無料で実施します。

　地域包括ケア推進事業１２７０万９千円は、包括的な相談体制の整備に向けた準備を行います。

　５年度は、孤独・孤立対策に取り組む官・民・ＮＰＯの連携強化の基盤となるプラットホームを立ち上げるほか、子ども食堂や医療的ケア児、ヤングケアラー等に関する実態調査を行います。

　地域内企業の高度化、企業活性化支援事業（がんばる中小企業応援補助金）２０００万円は、生産性向上・新製品開発・新分野展開等の取組を支援します。

　産業団地開発推進事業３８８６万４千円は、新たな産業団地の整備に向け、開発業務を市開発公社に委託し、用地測量等を行います。

大山コミセン改築に５・４億円

　総合計画の施策の大綱に沿った新年度の主な重点事業では、

　大山コミセンの改築工事５億４０５２万６千円、第五学区コミセンの大規模改修８９５７万円、旧二小跡地の利活用に向けた検討１４２万５千円など。

　地域住宅活性化事業（地域住宅リフォーム支援７７３９万円）は、移住世帯や新婚・子育て世帯に対して補助率、上限額を優遇するほか、移住世帯による空き家のリフォームを特別枠とします。

　また、５年度は、高齢者世帯や障害者世帯が行うバリアフリー化工事に対する福祉世帯加算を新設します。

　西目地区の土砂災害を踏まえ、土砂災害ハザードマップ作成１５００万円は、作成から10年あまり経過したマップを更新・配布します。

　非常備消防維持管理事業１億２５４３万３千円は、消防団員の処遇改善を図ります。

　放課後児童対策事業４億４３９３万円は、放課後児童対策の取組支援の他、新たに京田地区学童保育施設整備の検討を行います。

　第三学区放課後児童クラブ整備事業４２３１万６千円は、小学校近接地に整備します。

　都市計画道路鶴岡駅錦町線整備事業５００万円は、全農倉庫南側からエスモール方面の歩道整備に着手します。

　道の駅あつみ移転整備事業４４１７万５千円は、鼠ヶ関ＩＣ（仮称）隣接地に、９年度の開業に向けて整備します。

　人工芝サッカー場整備事業５億１４００万円は、旧鶴岡病院跡地の解体工事を行います。

　学校給食センター整備課題調査業務委託料３６０万７千円は、整備基本構想に基づき課題調査を行います

　荘内看護専門学校移転新築事業（病院事業会計）６億５２８８万円は、本体建設工事を開始します。