「保険証の原則廃止」撤回求める

共産党市議団、草島議員と意見書案４件提出

　鶴岡市議会12月定例会は、11月29日開会しました。

　市民の請願提出はありませんでした。

　陳情は１件です。

　「庄内交通湯野浜線・車両モハ３の保存」に関する陳情で、旧善宝寺鉄道記念館に唯一保存している車両を修繕し、後世に歴史を伝えていただきたいという内容です。

　議員提出の意見書案は４件で、日本共産党市議団が草島進一議員と提出しました。

①「マイナンバーカード取得義務化につながる『健康保険証の原則廃止』と『マイナンバーカードの保険証利用等に係るシステム導入義務化』の撤回を求める意見書案」は、カードの取得は任意であり、取得強制につながる「健康保険証の原則廃止」の撤回を求めています。

②「介護保健制度の改善を求める意見書案」は、利用料の引き上げや要介護１、２の保険はずし、ケアプランの有料化、福祉用具の貸与から購入への変更などを行わないことを求めています。

③「18歳までの医療費無料化を求める意見書案」は、制度の早期創設と、自治体への減額措置（ペナルティ）の完全廃止を求めています。

④「物価高騰に見合う年金額引き上げを求める意見書案」は、年金が６月支給分から０・４％削減され、年金改定ルールを見直し、物価上昇率に基づいて、増額改定を求めています。