新学校給食センター整備について協議

市総合教育会議

将来的な１センター化にも対応

　令和４年度第２回鶴岡市総合教育会議が15日、本所庁議室で開かれ、「新学校給食センター整備基本構想【概要版】（案）」について協議されました。

　めざす新センター像として、「食文化を継承し、児童生徒の顔がほころぶ安心・安全な学校給食の提供」を掲げ、5つの基本方針を説明し、委員から意見を求めました。

　新センターは令和11年頃の稼働開始を目指し、他の地域センターは効率化・長寿命化を図りながら最大限活用し、将来的には１センター化を見すえたあり方を検討するとしています。

　鶴岡センターは現在、提供食数は７５２１食で、他のセンターを合わせた合計は９６８８食。令和22年の将来人口推計では、合計食数は６５２５食に減少が見込まれるとしています。

　新センターの提供食数は７０００食で、将来的な１センター化にも対応できる食数としています。

　食物アレルギーにも対応できる専用調理室も設置するとしています。

　学校給食は自校方式が理想的ですが、その検討はなく、児童生徒の学校現場から遠くなる、１センター化に伴うデメリットの議論はありませんでした。