新政ク２議員が誘導尋問

山新社説「政争の場でない」

百条委 パワハラ認定進め方次回で

　鶴岡市議会百条調査委員会が22日開かれました。

　市長によるパワハラ「疑惑」の職員・ＯＢアンケートで、記名回答者に証人尋問や聞き取りの依頼を行い、複数から協力の回答がありました。

　パワハラの認定は、専門家による第三者委員会に委ねるべきとの意見が出され、次回10月17日の委員会で進め方が協議されます。

　会議では、山形新聞９月20日付社説で、新政クの団長（尾形昌彦議員）と、新政クの委員長（佐藤博幸議員）の発言が、１００条委ではしてはならない「誘導尋問に該当する恐れが高い」との見解が報道され、両氏に質問が出されました。

　両氏は、「誘導尋問ではない」と否定し、佐藤昌哉議員は、「刑事訴訟規則で誘導尋問は許される」と、犯罪認定の刑訴を持ち出して正当化する発言をしました。

　社説で「１００条委、政争の場でない」が掲載されたことを、重く受けとめるべきです。