予算総額は、７３６億２７６５万９千円となります。
補正予算は、新型コロナ対策・原油価格物価高騰等対策の６事業です。
①「強い農業産地づくり支援事業」１１００万１千円は、大豆の生産拡大に向け、汎用コンバインやブームスプレイヤーの導入補助金で、財源は全額、県を経由した国補助金です。
事業費２４２０万５千円に対し、補助率２分の１です。
②「住民税均等割のみ課税世帯等臨時特別給付事業」１億３６６４万４千円は、先に実施している国の10万円給付対象から外れた低所得世帯を対象に、市独自で１世帯当たり現金２万円を給付します。
国対象から外れた世帯とは、非課税世帯だが、扶養等があり該当とならなかった世帯のことです。
今回対象となるのは、世帯全員が非課税か均等割のみ課税世帯で、扶養されている場合は、扶養している人の課税状況が住民税非課税・均等割のみの場合に該当する世帯等です。
既に国の給付金を受け取っている世帯は対象外となります。（図参照・議会資料より）
対象となる世帯数は６５００世帯を想定し、給付額２万円は、東北電力値上げ幅１８００円の12ヶ月分に相当としています。
③「園芸作物生産基盤再整備価格高騰対策事業」４３４９万１千円は、県との協調支援により、野菜・花き用ハウスの修繕や、建て替え費用の一部を補助します。
補助率は３分の１で、対象品目は、トマト、メロン、きゅうり、アスパラガス、ねぎ、にら、促成山菜、アルストロメリア、トルコぎきょう等です。
④「共同乾燥調製施設原油価格高騰対策事業」４４６６万８千円は、米、大豆、そば等の共同乾燥調製施設の電気・燃油代について、前年同月からの価格上昇分を支援します。
対象施設は、ＪＡ鶴岡11施設、ＪＡ庄内たがわ６施設、集落等団体８施設の計25施設です。
単価の差額は上昇率30％を上限とし、使用量は前年同月実績を上限とします。
⑤「飼料価格高騰緊急支援事業」３０５８万５千円は、畜産事業者に対し、飼料価格の高騰分の一部を補助します。
畜種ごとの単価に飼養頭羽数をかけ、１事業者につき上限１００万円です。
単価は、繁殖牛３０００円、肥育牛７０００円、乳牛９０００円、豚２０００円、鶏１００円です。
⑥「水産物販促・飲食等需要喚起事業」２８０８万４千円は、飲食店等の地魚購入支援や、誘客企画、広告等ＰＲ活動などを行います。
キャンペーン参加店の地魚購入支援は、今年10月の１ヶ月間、ズワイガニ、タイ、サケ等指定魚種の購入経費の ２分の１を補助します。
誘客企画は、利用者の中から抽選で１００組、水産加工品が当たるプレゼント企画です。
