鼠ヶ関トンネル３分の１進む

未着手トンネル１本着手へ

日沿道新潟・山形県境建設促進大会

　日本海沿岸東北自動車道（日沿道）の朝日まほろばＩＣと、あつみ温泉ＩＣ間40・８キロの早期開通をめざす「第34回日本海沿岸東北自動車道　新潟・山形県境地区建設促進大会」が20日、鶴岡市温海ふれあいセンターで開かれ、日本共産党市議団も参加しました。

　事業報告として、高野明・酒田河川国道事務所長らが、担当する区間の進捗状況について説明されました。

　現在、掘削中の鼠ヶ関トンネル（１２４２ｍ）は、３４０ｍまで掘削が進み、１ヵ月で約60ｍ進んでいること、未着手のトンネル３本のうち、今年度中に１本着手する計画などが紹介されました。

　一方、秋田県境区間では、遊佐比子―遊佐鳥海区間の令和５年度供用予定をはじめ、８年度まで、象潟ＩＣまで開通予定であることが報告されました。

　大会では、予算の確保や、道の駅等の整備への支援などを盛り込んだ決議案を承認した後、要望書を各国道事務所長に手渡しました。