「ひろっぴあ」老朽化で遊具使えず

利用者から相談受け長谷川市議と関県議が調査

　鶴岡市中央児童館「ひろっぴあ」は、２０００年に苗津町の旧朝暘二小跡地に設置され、年間利用者数はコロナ前の２０１９年度は１万８０９８人（１日平均58・７人）、コロナ禍の20年度は１万２３１７人（同38・６人）が利用しています。

　この度利用者から相談を受け、長谷川市議と関県議が実態を調査しました。

　館長の案内により不具合箇所を伺ったところ、天井や壁面など建物の広範囲に渡り、雨漏りが進んでいます。

　屋外に設置された唯一の遊具であるコンビネーション遊具が、老朽化により使用中止になっていました。

　同遊具は、遊びながら子ども達の成長に必要な体の多様な動き（のぼる、わたる、くぐる、すべるなど）が身につく遊具です。

　また、旧荘内病院跡地（馬場町）に建設中の第２合同庁舎建設工事により発生した建設残土が、約50㍍にわたって、隣接する土地に置かれていました。

　館長からは、「子どもたちが来館しても外で遊ぶ遊具がなく、不具合箇所も増えている。予算はかかるが、子育て支援の施設として早急に整備してほしい」と要望を受けました。

　長谷川市議は、担当課に要望を伝え、改善を求めました。


老朽化で使用中止になった屋外遊具


隣接地には建設残土が置かれている