憲法を生かした外交で改憲策動を打ち破ろう

緒方靖夫時局講演会に市内外から１００人

　ロシアのウクライナ戦争の情勢を受け、鶴岡・田川地区革新懇主催で、「緒方靖夫時局講演会」が４日、市勤労者会館で開かれました。

　市内外から約１００人が参加し、日本共産党市議団も情勢学習のために、時局講演会に参加しました。

　緒方氏は、党国際部長、赤旗外信部長、参議院議員を歴任し、現在日本共産党副委員長で、「ウクライナ問題と今後の世界」と題して、約２時間にわたって講演しました。

　緒方氏は ３月２日の国連総会で、ロシアのウクライナ侵略を非難し、即時無条件撤退を要求した決議が、賛成１４１ヵ国の多数で可決された画期的な意義を述べ、大ロシア主義からの根深い覇権主義の歴史を解明しました。

　ウクライナ戦争は、国連中心の解決と覇権主義の克服、分断ではなく国際社会の結束を強めることにあると述べました。

　日本は「戦争する国づくり」でなく、平和、人権の憲法を生かした外交で、改憲策動を打ち破ろうと訴えました。