市営住宅の風呂釜・浴槽

市負担で修理・交換

住民要望を党市議団が届け実現

　市営住宅の風呂釜と浴槽は、平成27年以前の入居者は個人が設置していました（27年以降の入居者には市が設置）。

　市民から「風呂釜が故障し、修理を依頼したが部品がそろわず、風呂釜を新設すると、20万円程かかるが支出が困難。高齢となり、もう何年使うかわからないので、市に設置してほしい」との要望が日本共産党市議団に届き、担当課と協議してきました。

　市建築課では、昨年度実施した市営住宅の風呂釜等の設置状況に関するアンケート調査結果を元に、今年度から希望する入居者に、所要の手続きを行ったうえで、市負担による「風呂釜・浴槽」の修理・交換を行うこととなりました。

　手続きとして、現在使用している風呂釜と浴槽は、市に対し寄付手続きを行うこと。

　故障により使用不可能な風呂釜と浴槽、または未設置の人には、設置希望を取りまとめ、予算状況を踏まえ、毎年度末に順次設置する予定とのことです。

　希望するすべての入居者への設置を完了するには、複数年を要するとのことです。

　６月に調査を取りまとめ、７月に寄付手続きと設置希望を取りまとめ、市負担による管理が開始されます。

　家賃は、市が設置した住宅に合わせ２００円～８００円程高くなる場合があります（所得により異なる）。

　大西・美原・東部・城南・みどり・七窪・紅葉岡の各住宅及び柳原住宅Ａ棟の２８０件が対象となります。