政活費問題で副議長ら辞任

加藤鉱一議員が監査委員に

■本間信一副議長辞任、新副議長に富樫正毅議員

　新政クラブの政務活動費・ガソリン代の不適切受給の問題で27日、副議長の本間信一議員から辞任願が提出されたことから、同日の市議会臨時会で許可され、選挙が行われ、富樫正毅議員が副議長に選出されました。

　選挙結果は、

　富樫正毅議員（公明党）16票、

　石井清則議員（市民フォーラム）10票、

　小野由夫議員（無所属）１票、

　無効１票、

　共産党市議団は石井議員に投票しました。

■本間新兵衛議員が監査委員辞任、後任に加藤鉱一議員

　同じく、政活費問題で新政クラブの本間新兵衛議員が、議会選出の監査委員を辞任したことに伴い、後任の監査委員に、議会推薦に基づく市長提案で、共産党市議団の加藤鉱一議員が、賛成多数で選任されました。（反対１小野議員）

　監査委員は、財務監査や決算審査等の定期監査、及び必要に応じて行政監査を行い、自治体の仕事がしっかり行われているかをチェックする役職です。

■五十嵐一彦議運委員長が辞任、菅井巌議員が後任に

　政活費問題で新政クラブの五十嵐一彦議員が、20日の議会運営委員会で委員長を辞任したことに伴い、副委員長の菅井巌議員（共産党）が後任の委員長に、副委員長に佐藤昌哉議員（新政クラブ）が選任されました。

　平成大合併後の鶴岡市議会では、主要ポストである副議長や議会運営委員長、監査委員に、自民党系会派以外の議員が就任するのは初めてです。

　議会運営委員長は、共産党の関幸助議員（故人）が29年前、１９９３（平成５）年５月から95（平成７）年３月まで選任されたことがありますが、議会運営の要であり、議長に次ぐ重要なポストです。

■共産党市議団長は菅井巌議員に

　副議長と監査委員の就任に伴い、議会の役職を解任することから、会派代表者は、市議会公明党が黒井浩之議員を代表に、日本共産党市議団は菅井巌議員を団長に、それぞれ変更しました。

　加藤鉱一議員は、総務常任委員会副委員長を辞任し、副委員長を石井清則議員（市民フォーラム・会派間で合意）、議会改革特別委員会の委員長及び委員を辞任し、長谷川剛議員を委員長（会派間で合意）、１００条調査特別委員会副委員長及び委員を辞任し、副委員長を菅井巌議員、委員を坂本昌栄議員に変更しました。