女性市議４人が「新型コロナ感染症対策への市政要望」

　鶴岡市議会の女性議員４人が、子育て世代の市民の要望を聞き、皆川市長に対して24日、「新型コロナウイルス感染症対策への市政要望」を提出しました。（写真、左から２人目が坂本昌栄議員）

　５～11歳へのワクチン接種について情報提供や、異常・異変があった際への速やかな対応、「予防接種健康被害救済制度」の周知、コロナワクチン接種の有無に関わらず差別をしないよう、子どもへの指導と保護者への周知について等を要望しました。

　懇談では「子どものワクチン接種について、保護者から不安の声も届けられている、接種するかしないか決定するために、安心できる情報提供をお願いしたい。

　ワクチン接種後の子どもへ、どのような影響があるか検証されていない。

　アンケート調査や長期に渡る追跡調査を独自に行って、本市の子どもを見守る体制を作ってほしい。」等の声を届けました。

2022年3月24日

鶴岡市長　皆川　治　様

鶴岡市議会議員　　坂本　昌栄

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠藤　初子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤　麻里

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中沢　深雪

新型コロナウイルス感染症対策への市政要望

　一昨年から続くコロナ禍の下、市政運営へのご尽力に心から敬意を表します。

現在新型コロナ感染第6波の中、本市の感染状況は予断を許さない状態であります。この度女性議員4人へ市民の方より5歳から11歳へのコロナワクチン接種について要望、提案を頂きました。その後子育て世代の皆様からの声を聴き、それぞれの立場で検証し、それを基に市長へ要望をさせて頂くこととなりました。市政においてはコロナ対策やワクチン接種、大雪による被害や経済状況と山積する課題が多い中、今後の市政運営に十分反映していただきたくお願いするとともに、下記の項目について要望をいたします。

１，         コロナ感染症への対応として、保育所・幼稚園・認定こども園・小学校・中学校・学童保育所の閉鎖を行うにあたり、現場の状況を鑑み早急に効果的な対策を講じること。

２，         5歳から11歳のコロナワクチン接種に対するメリット・デメリット両方の情報を、その都度保護者に提供すること。

３，         5歳から高校生までを対象として、コロナワクチン接種後のアンケート調査を行い、検証し報告すること。

４，         コロナワクチン接種後、長期間に渡り追跡調査を行い、異変や異常がある場合は直ちに対応すること。

５，         「予防接種健康被害救済制度」の周知と、市独自に補完する制度を検討すること。

６，         コロナワクチン接種の有無に関わらず差別しないことを、子ども達へ指導するとともに、保護者へ周知すること。