新政クラブ政活費不正受給５７件

返還すると寄付行為の可能性「弁護士らと相談」

　政務活動費のガソリン代不正受給をめぐり、新政クラブによる議員説明会が２月24日開かれました。

　新政クラブ団長の尾形昌彦議員が報告し、五十嵐一彦・石塚慶・渋谷耕一・本間新兵衛・本間信一の５議員が改めて陳謝しました。

　議会で定められている「手引き」に沿わない不適切な受給は、57件が確認されました。

　委員会等公務の重複が20件２万９５５１円分で、現職５議員の他、元職の齋藤久・五十風庄一氏です。

　飲食が主目的の会合への参加費や、入学・卒業式の参加は、政活費の対象外であり、33件５万７１８８円分を、５議員と齋藤久氏が請求していました。

　新政クラブは、政活費の不正受給は返還する考えとのことですが、返還すると市への寄付行為の可能性がある期間があるとのことで、「弁護士らと相談・検討する」としています。

　議会の政治倫理審査会で議員の疑念行為が審査され、議会運営委員会で議員辞職や役職辞任、出席自粛などの勧告が措置されます。