加茂に大型風力発電８基の計画

三瀬・矢引に続き県外企業が

　加茂地区の住民から日本共産党市議団に、「加茂に風力発電建設との記事が、地元広報に載ったが本当か」との問い合わせがありました。

　広報・加茂２月15日付の記事によれば、高館山の南南西に位置する通称「加茂山」周辺に、ジャパン・リニューアブル・エナジー㈱（本社・東京）が、８基の大型風力発電建設を計画しているというもの。

　同社は、酒田北港、三瀬八森山の風力発電を事業化し稼働。現在は三瀬矢引地域にも建設計画を進めています。

　１月21日に加茂地区で開かれた同社の事業説明会には、同地区の自治会役員や、町内・住民会長ら約25人が参加し、意見交換がされました。

　事業者では、計画地周辺の大山、上郷でも説明会を開く予定とのことです。

　情報を寄せた市民は、「住民の多くは広報を見るまで知らなかった」との声。また、広報・加茂によれば、係員が建設予定地での鳥類の調査を、２月22日～24日に行うとのことです。

　一部の地域住民などしか知らない間に、事業計画が進められようとしていることは問題であり、党市議団として今後も調査をしていきます。