学校給食費１食10 円増額提示

共産党は無償化要求

保護者に負担増求めず市が負担を

　令和３年度第２回鶴岡市学校給食センター運営委員会が９日開かれました。

　学校給食費の改定額（案）が示され、小学校で１食単価２７０円から２８０円に、中学校で３１０円から３２０円に、各10円の増額を予定しています。

　理由として、

○平成31年度に改定後３年間据え置いてきたが、基本物資のパンと牛乳の値上がりにより、主菜と副菜にあてる費用が圧縮されていること、

○主菜と副菜に使用する食材の価格も高騰していること、

○栄養摂取基準に基づく栄養価や、給食の質を維持するための必要額を、増額する必要があるとのことです。

　今後の対応について、２月17日に保護者へ予定額として知らせ、令和４年度当初予算可決後、３月24日に学校と保護者へ正式通知するとの報告がありました。

　平成30年度から、第３子以降の給食費の無償化を実施し、皆川市長は今後の段階的な給食費の無償化を掲げています。

　日本共産党市議団は義務教育の無償化の原則にたち、学校給食の無償化を要求しています。

　食材価格の高騰は、コロナ禍と原油高の影響を強く受けており、10円の負担増を保護者に求めるのではなく、市の負担として対策を図るべきと考えます。

　坂本昌栄議員が傍聴しました。