後期高齢者医療約77億円黒字

保険料引き上げの必要なかった

県後期高齢者医療広域連合議会

　山形県後期高齢者医療広域連合議会が７月30日、県国保会館（寒河江市）で開かれ、鶴岡市から加藤鉱一議員が出席しました。

　令和２年度決算では新型コロナの影響から受診控えがあり、保険給付費（医療費等）が元年度と比べ60億３７００万円（４・01％）も減りました。

　その結果、歳入歳出差引額で76億９３００万円の大きな黒字となり、元年度の35億１５００万円から41億７８００万円（１１８・84％）も増加となる異例の決算になりました。

　昨年の令和２年度は保険料を１人あたり４５１４円、９・16％引き上げました（加藤鉱一議員は昨年２月23日の議会で引き上げに反対）。

　加藤鉱一議員は討論で、「保険料引き上げは必要なかったことが明確になった。高齢者の負担を軽減すべきだ」と述べて、小関崇夫議員（朝日町）と２人が決算認定に反対しました。