ＰａｙＰａｙ第２弾 予算から削除

７月臨時市議会訂正案と附帯決議案を可決

　鶴岡市議会７月臨時会が26日開かれ、29日の最終日に、令和３年度一般会計補正予算案から「新型コロナウイルス感染症対策キャッシュレス促進・消費喚起事業」を削除し、保育料無償化事業費のみの訂正案を、議会側が出した附帯決議案とともに原案どおり可決しました。

■予算委で否決、当局が議案訂正し再付託

　29日の本会議前の予算特別委員会で、消費喚起事業を含む令和３年度一般会計補正予算案を賛成少数で否決。賛成は市民クラブ３人と無会派２人の計５人で、反対は共産党市議団と新政クラブ、市議会公明党と市民クラブ１人の計22人です（議長・委員長除く）。

　予算特別委では、共産党市議団と新政クラブ、市議会公明党の計３人が反対討論、市民クラブと無会派の計３人が賛成討論を行いました。

　市当局はこの結果を受け、消費喚起事業費を削除する訂正案を同日の本会議に提出しました。

　議案の訂正が承認され、訂正議案を予算特別委員会に再付託しました。

　委員会とその後の本会議で、附帯決議案とともに原案どおり可決するという異例の経過となりました。

　市はこの結果を受けて、市ＨＰで「今後も国県等の対策に留意しつつ、議会のご判断を重く受け止め、中小事業者のために必要な支援策を検討し、適切な時期に提案してまいります。」と掲載しました。