雹害対策２５００万円追加

６月市議会

追加補正予算を全会一致可決

　令和３年４月の凍霜害、５月の雹害への対策事業として、鶴岡市議会６月定例会最終日の７月２日、追加補正予算が提案され全員賛成で可決されました。

　補正額は総額２５００万円です。

①農林漁業天災対策資金は、減収率30％以上に運転資金を無利子で貸し付け

②農林水産物等災害対策事業１００万円は、雹害のみに、肥料・殺菌剤の購入経費に１／２補助（県１／３、市１／６）

③生産資材等緊急支援事業１０００万円は、減収率50％以上及び80％以上に、市が品目の追加と、補助率を嵩上げ

④産地維持緊急支援事業７００万円は、市が独自支援として、減収率50％以上に10㌃当たり１万円、80％以上に同２万円補助

⑤施設整備等緊急支援事業２００万円は、温風暖房機やジェットヒーター、防雹ネット等の資機材の購入経費に１／２補助（県１／３、市１／６）

⑥被災農産物６次産業化緊急支援事業１５０万円は、市が独自に被災農産物を活用した加工品製造・販売に２／３支援（補助上限30万円）

⑥被災農産物集出荷緊急支援事業３５０万円は、被災農産物の生育状況等を踏まえ設定します。

■生活困窮者自立支援金給付事業

　追加補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策として、社会福祉協議会の緊急小口資金貸付が借入限度額に達している人に、国の制度により支援金を給付します。

　支給金額は単身世帯で月６万円×３カ月、２人世帯で月８万円×３カ月、３人以上世帯で月10万円×３カ月。

　給付期間は７月以降３ヶ月間で、申請受付は８月末まで。

　対象世帯は収入要件等があり、総合支援資金利用世帯１７９世帯のうち72世帯を想定し、予算額は１７５５万円です。