第２次市環境基本計画骨子案を協議

第３回鶴岡市環境審議会

　令和２年度第３回鶴岡市環境審議会が３月15日に開催されました。

　令和４年度から10年間を目途とする第２次市環境基本計画の策定に向けた骨子案について協議されました。

　市のＳＤＧｓ未来都市選定や、今年度の県第４次環境計画公表などを踏まえ、昨年８月に開催した市民座談会による課題の聞き取りや、令和２年10月、11月に実施した環境アンケート結果などを活かし、計画作成していくことが報告されました。

　環境アンケートは、市民（10歳以上無作為抽出で１５１８人、回答率45％）、中学２年生（各校依頼１０５９人、回答率71％）、事業者（無作為抽出で４２４社、回答率50％）に行いました。

　出席委員からは、「県計画に沿って海岸漂着物の回収、発生抑制の促進を入れるべき」、　「生物多様性戦略の進展と具体化を図るべき」、

　「示された数値から、現状が見えてこない」、

　「環境学習・人材育成の具体的方向性は」など意見が出されました。

　市担当課ではそれらを踏まえて計画案を示したいとし、今後の予定として４月から計画作成を開始、年内２回の環境審議会や市議会市民文教常任委員会への報告協議、市民へのパブリックコメントを経て、来年１月の計画完成を目指すとしました。

　菅井巌市議が傍聴をしました。