新型コロナによる減収

国保税減免２０１３万円

第２回鶴岡市国民健康保険運営協議会

　第２回鶴岡市国民健康保険運営協議会が19日開催され、坂本昌栄市議が出席しました。

■納税猶予は３５４万円

　新型コロナの影響で、収入減が見込まれる世帯等に国保税の「減免」が行われ、令和元年度は申請１０６件、決定80件、令和２年度は申請１２７件、決定95件となっており、減免金額合計は２０１３万３６００円となっていること、

　国保税の納税猶予の決定件数は、令和元年度12件、令和２年度89件で、猶予額は３５４万４８４０円となっていることが報告されました。

　坂本市議は、国保税の減免が申請件数と決定件数に31件の差があることについて質問。　市当局は、収入が３割以上の減額にならず該当しない世帯と、月１回の審査会のため未だ決定に至っていない場合があると答弁しました。

■国保税軽減判定見直しで新たに１００世帯が軽減

　国民健康保険税条例の一部改正では、税制改正による給与所得・公的年金控除が10万円引き下げ、基礎控除が10万円引き上がることから、軽減判定の所得基準額の見直しが行われるものです。　

　坂本市議が対象世帯の増減を質問。新たに１００世帯が軽減となり、７６０万円の軽減額で、国が４分の３、市が４分の１を一般会計から繰入れとなる旨の答弁がありました。