訓練や火災・救急現場での「気付き」から意見や提案

第14回消防職員意見発表会

　第14回消防職員意見発表会が12日、市消防本部で行われ、関係者らとともに市議会から本間新兵衛議長、市民文教常任委員が参加し、日本共産党市議団から菅井巌市議が参加しました。

　発表者は入職３年、６年目の若手消防士７人が、持ち時間が各自５分のなかで発表されました。

　「防災訓練に若者の参加が少ないことから、意識づけに地域運動会などに訓練要素を取り入れた種目を」

　「京都アニメーション放火事件を教訓に、建物内の短時間での避難確保・安全防火区画の設置を」

　「地域消防団の訓練啓発に動画共有サービス導入を」

　「市民に消防・救急の情報を伝えるＳＮＳ活用を」など、日頃の訓練や火災、救急等の現場体験を通じての「気づき」から、今後の活動への提案や意見が述べられました。

　審査の結果、観光客の救急事案に遭遇したことから、持病や連絡先などを記入した観光者向け情報シートの導入や、観光ツアーガイド等への救急対応研修の必要性などを提案した、警備第1課救急係の土谷崚消防副士長が最優秀賞となり、地区代表として県の意見発表会へ出場します。