駅前に高校生集まれる場所を

第２回城下のまち鶴岡将来構想策委

　第２回城下のまち鶴岡将来構想策委員会（委員長＝上木勝司都市計画審議会長）が15日開かれ、ＪＲ鶴岡駅前地区の将来構想が協議されました。

　同委員会のアドバイザー側から検討の経過が報告され、「建物を直す必要がそもそもあるか、町全体をどうするか、誰のため何のためにつくるのか、など議論を重ねた。

　鶴岡駅を利用する人の６割が高校生。高校生が集まれる場所をつくれないか、勉強スペースや街の話を聞く学びの場として、また高校生が街を好きになり自慢したくなる場として整備をすすめたい」と提案がありました。

　委員から、「過度な設備投資をせず、大人も子どももみんなで作っていく事が大切では」、

　「街を使って高校生を育てる。高校生が街をつくる。これを同時に展開することが重要では」といった意見が出されました。

　今後、来年８月まで計５回の委員会を開き、構想の素案を市に提出する予定です。

　長谷川剛市議が傍聴しました。