政府と自民党による故中曽根康弘氏合同葬儀の対応について

　政府は、故中曽根康弘元首相の政府と自民党による合同葬儀にあたり、弔旗の掲揚や黙とうなどを大学や教育委員会、自治体、官公庁などに求める通知を出しました。

　鶴岡市では17日に本庁と５支所で半旗を掲揚し、鶴岡市教育委員会は「あくまでも参考として文科省の文書を各学校に通知している。」としました。

※　故中曽根氏は現職の総理大臣ではなく自由民主党の政治家であり、教育委員会に弔意を求めることは、特定政党を支持する教育などを禁じた教育基本法第14条に違反するものです。

　また、そもそも弔意とは誰であれ、弔意を示すかどうかを含め、すべて憲法に保障される『内心の自由』にかかわる問題です。

　国家が弔意を強要したり、弔意を事実上強制したりすることはやってはならないものです。