20人学級展望し県民運動広げる

「少人数学級をすすめる県民の会」発足

　新型コロナウイルス感染拡大が収束しない状況の下、長い休校を経て再開した学校では、授業時間の増や夏休みの短縮など子どもたちや教職員への負担が増えています。

　「学校の新しい生活様式」が求められ「学校がつまらない」「学校に行きたくない」という子どもたちの声や、教職員からは「子ども一人ひとりと丁寧に関わることや子どもたちに寄り添うことが難しくなった」など悲痛な声も出されています。

　こうした声に押され、教育機関や自治体などから少人数学級を求める提言や要望が数多く出されています。

　このたび、山形県内でも「少人数学級をすすめる県民の会」が発足し、18日に山形市内で発足集会が予定されています。

　「会」では、子どもたちの成長発達を保障し、いのちと健康をまもる教育を実現するために、「20人学級」を展望した少人数学級をすすめることを目的に、県民運動をひろげ、「少人数学級の実施を求める全国署名」に取り組んでいく予定です。

　日本共産党鶴岡市議団も賛同団体として参加しました。