報告では、藤島、西郷、朝日、羽黒、櫛引の各地域での公共交通の確保維持活性化の市民協働の取り組みが報告されました。
温海地域では、路線バス減少に伴う路線バス網の縮小を踏まえ、地域住民の移動手段を確保すること目的に、道路運送法に基づく乗合タクシーの試験運行を実施することが報告されました。
この試験運行では、乗合タクシーが温海地域に適しているかの調査検討を実施し、より持続性のある移動手段を構築していくとしています。
試験運行の開始に合わせ、既存の荘内交通のバス路線「戸沢線」「平沢線」「関川線」「越沢線」「越沢関川線」が廃止され、「鶴岡温海線」及び「鶴岡越沢線」は継続されます。
乗合タクシー試験運行は、時刻表、ルート、乗降場所を定めて運行します。
運賃は、同一ゾーンの乗降は２００円（それ以外は４００円を予定）、障害者及び小学生は半額割引、未就学児は全額割引、高齢者用定期（ゴールドパス）と自動車運転免許証返納者割引定期券を持っている人は全額割引となります。
試験運行は10月１日から開始される予定です。
山田守、長谷川剛議員が傍聴しました。
