当局提案の議案は、繰越計算書の報告５件、補正予算２件、条例５件、事件４件の合計16件です。
令和２年度の補正予算は、一般会計に12億２７８２万７千円を追加し、予算総額を８９５億７８９９万円とするものです。
新型コロナウイルス感染症対策に関する経費は１億６１９９万９千円です。内訳は、
・放課後児童対策事業６６９４万１千円、
・民間保育所等への各種補助事業２３０１万６千円、
・新型コロナウイルス感染症予防対策事業３２７７万円、
・ぽっぽの湯、ゆぽか、ゆーＴｏｗｎの休業中の維持管理に係る委託料を追加する日帰り温泉施設管理運営事業１００４万９千円、
・３密回避による小学校スクールバス運行増車34万２千円、同中学校７１９万７千円などです。
新型コロナ以外は、
・小学校ＧＩＧＡスクール構想推進事業４億９０３３万８千円、
・中学校ＧＩＧＡスクール構想推進事業２億４９２３万２千円、
・再生可能エネルギー等導入推進事業１億１０５２万８千円、
・畜産振興推進事業６４５６万２千円、
・強い農業産地づくり支援事業４４６８万４千円、
・自治組織等運営活動対策事業９８０万円は、宝くじ助成による末広町の神輿、櫛引東南地区遊具と備品、温海川と小岩川の備品整備補助金、
・地域防災対策事業２２０万円は、宝くじ助成による桜新町町内会バルーン型投光器、温海戸沢自主防災会バルーン型投光器と発電機、ヘルメット整備補助金、
・小学校スクールバス購入（２台）１２９９万５千円は、あさひ小と鼠ヶ関小などです。
病院事業会計４１９万３千円は、新型コロナウイルス感染症の院内感染防止対策に係る機器及び防護用品の購入、鶴岡市立荘内看護専門学校の遠隔授業等を行うための経費です。
■低所得者の介護保険料引き下げ
条例案件は、
・市税条例の一部改正は、地方税法等の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の影響への対応として、徴収猶予制度の特例の手続、個人住民税における特例や固定資産税における減免の規定等を定めるものです。
・市介護保険条例の一部改正は、第１号被保険者のうち介護保険料の所得段階が低い方から２段階までの保険料を引き下げます。
令和元年10月からの消費税率改定による、住民税非課税世帯の経済的負担軽減策です。
第３段階（世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得金額＋課税年金収入額が１２０万円超）については、既に（基準額×０・７）であることから改正されません（上表）。
・市後期高齢者医療条例の一部改正は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金支給の手続きを加えます。
・市国民健康保険税条例の一部改正は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、国民健康保険税の減免を受けるための申請書を提出期限までに提出できない場合に、申請書にその理由を記載することとするものです。
■消防藤島分署改築、斎小体育館改修
事件案件では財産の取得について、小型除雪車１台を取得します。
契約締結は２件です。
・市消防署藤島分署改築工事請負契約 ２億９５５万円、㈱佐藤組、完成 令和３年６月30日。
・市立斎小学校体育館大規模改修工事請負契約 １億８５６８万円、㈱菅原工務店、完成 令和３年２月26日。
