休業補償などの支援策を

新型コロナ対策で市議会全員協議会

　鶴岡市内で新型コロナウイルスの感染者が５日１人、さらに６日１人の確認がされたことから、急きょ市議会全員協議会が７日開かれました。

　当局から現状の説明の後、質疑では、ＰＣＲ検査が進まないことなどが質されました。

　ＰＣＲ検査は県衛生研究所で１日の処理能力が80検体であること、濃厚感染の疑いのある人が優先されていることが説明されました。

　共産党市議団からは、新年度に入って学童保育が過密になっている実情が出され、地域の実情に応じ学校の空き教室活用や教師の支援を図ることが述べられました。

　さらに日帰り温泉施設の休業に対する休業補償を求め、市は指定管理の利用料金制になっていることから、休業期間の支援は検討するとしました。

　感染者やその疑いのある人が自宅待機となる場合は、国保など休業手当の支給ができるよう市の対応を求めました。

　７日の知事記者会見では、庄内地区で初めて、鶴岡市で感染者が確認されたことから、庄内保健所でも今後ＰＣＲ検査の体制が図られることが説明されました。