全国的でない市主催事業

いたずらに自粛しない

新型コロナに市が新たな方針

　11日、鶴岡市は国・県の新型コロナウイルス感染症についての対応策を踏まえ、新たな対応方針をあきらかにしました。

■全国的イベントは中止

　鶴岡市及び県内において感染者が確認されていない場合、全国的なスポーツ・文化イベント等（県外からの参加が概ね１００人を超える場合）について、今後開催が予定されている藤沢周平記念館主催の朗読会（３月12日）、温海マラソン大会（４月19日）などを中止とし、子ども向けイベントや、すでに中止が決定されているものなども従前の取り扱いとするとしました。

■経済的活動の縮小に陥らないよう努める

　また、鶴岡市が主催するその他のイベント等については、今後は政府からの要請に留意しつつも、子ども達の体力増進や経済的活動の縮小に可能な限り陥らないように努めるとしています。

　３月16日以降は市の専門家会議で示された「クラスター（集団）の発生リスクを下げるための３つの原則（①換気を励行する、②人の密度を下げる、③近距離での会話や発声・高唱を避ける）」を励行し、全国的なイベント等に該当しない鶴岡市主催事業については、いたずらに自粛しないものとするとしました。（ただし、基礎疾患及び認知症を有する高齢者を対象としたイベント等については、感染、重症化の可能性を考慮し３月31日まで原則中止）

■23日以降登校日・部活動可能に

　小中学校の臨時休業等につていは、再開の時期について今後感染者が発生しない場合、平年どおり４月の第一週とし、前掲の「クラスター（集団）の発生のリスクを下げる３つの原則」の励行を前提として、３月23日以降、登校日の設定や部活動等の実施を可能とするとしました。
　
　鶴岡市の詳しい対応策については鶴岡市ホームページに掲載されています。