「学童施設はすし詰め状態で教室より感染しやすい」

突然の休校に関係者から怒りと不安

　小中学校の突然の休校について、関係者から怒りや不安の声が多く出されています。

　学童保育の指導員からは、「学校より学童の方が接触は濃厚。危険を学校から学童に転嫁しただけではないのか。」「子どもはくっつきあって遊んでいる。多くの学童保育施設はすし詰め状態にあり、小学校の教室よりも感染しやすい。」という声、高齢の指導員からは、自らが感染した場合について不安の声が寄せられています。

　また、施設運営でも、「職員が不足しているなかで体制を組んでいる。体調を崩す人が出た時の対応を考えなければいけない。」などの今度の運営ついて不安が語られています。

　地域の高齢者からは「埼玉から３人の孫を親が深夜車を走らせ鶴岡まで連れてきて、トンボ帰りで帰って行った」、コミセンサークルなどで集まる人たちの会話では「全員孫を見ることになった」「一人で何人も孫の面倒を見なければならない」などの声がありました。

　萩生田文科大臣は「小中の休校については、各地方自治体の判断を尊重する」と発言し、各地方自治体でも、小中学校の多様な対応について報道されています。本市の小中学校休校対応は性急ではなかったのか、など市民から疑問や不安の声が出されています。