全員参加の議会構成に一歩前進

臨時市議会

正副議長改選と常任委・特別委選任

　鶴岡市議会臨時会が11日開かれ、正副議長の改選と常任委員会・特別委員会の選任を行い、議会構成の変更を決めました。

　議長に本間新兵衛議員、副議長に佐藤博幸議員（両人とも新政クラブ）を選出しました。

　選挙結果は次の通りです。

【議長選挙】30票（有効30、無効０）

本間新兵衛　29

本間　信一　１

【副議長選挙】30票（有効30、無効０）

佐藤　博幸　18

小野　由夫　12

■議長選「少数会派に配慮」確認し本間新兵衛議員に投票

　日本共産党市議団は、議長選挙で「少数会派や無会派に配慮し、公平公正な議会運営に務めること」を確認した上で、本間新兵衛議員に投票しました。

　副議長選挙では、議長は第１会派から、副議長は他会派から選出の立場で、市民クラブ代表の小野由夫議員に投票しました。

■加藤鉱一議員と菅井巌議員が委員長に

　議会構成のポストでは、加藤鉱一議員が厚生常任委員会委員長、菅井巌議員が議会改革特別委員会委員長、長谷川剛議員が高速交通等対策特別委員会副委員長に就任しました。

　会派代表者会議で合意した関係委員では、国保運営協議会委員に坂本昌栄議員、都市計画審議会委員に山田守議員、山形県後期高齢者医療広域連合議員に加藤鉱一議員を選びました。

■党利党略は通用しないことが明確に

　２年前の改選後初議会の11月臨時会では、自公会派が市長選挙の敗北を背景に、多数決ですべての正副委員長のポストを独占し、党利党略の数の横暴が際立つ議会となりました。

　重要ポストを１人の議員が複数かけ持ちするなど、過重負担と機能不全を引き起こし、党利党略はもはや通用しないことが明確となり、今回は全員参加の議会構成に一歩前進しました。