消費税増税が強行された１日の昼、増税に抗議するスタンディング行動が市役所前で行われ、当日朝の緊急のよびかけにもかかわらず約30人が参加しました。
まず最初にリレートークが行われ、鶴岡民主商工会の菅原健一会長は「中小業者に増税と複数税率による負担増に不安と怒りが広がっている。税制で商売をつぶすな」と訴えました。
黄色のブレザー・帽子・ネクタイに「増税反対イエローマン参上」のたすきをかけて現れた庄内農民連の梶昇司税金対策部長は「とうとうこの日が来てしまったが、私は楽観している。増税の痛みが広がり、減税を求めるたたかいがしやすくなるから。インボイスが導入されるまでの４年間が勝負。それまでに減税を実現させよう」と訴えました。
日本共産党市議団の加藤鉱一団長は「97年の５％への増税からデフレになり、いまだに抜け出せていない。97年消費増税前の成長率２・２％で計算すると、日本の名目ＧＤＰは現在の５５０兆円から８５２兆円になり、その差は実に３００兆円。国民１人当たりにすれば２５０万円の所得、４人家族で１０００万円の所得が、今より多かったことになる。この時期の消費税増税はとてつもない経済被害をもたらす愚策。増税を強行した安倍政権を退陣させよう」と呼びかけました。
この後、増税に抗議するアピールが提案され、参加者全員の拍手で確認されました。
この行動には菅井巌、山田守、長谷川剛市議も参加しました。
